競馬ブログにあるまじき、普通の日記
こうして競馬予想をしている間にも、少しずつ情熱をすり減らしているのかも知れない。それでも、まだ、競馬にかける想いはいささかも衰えておらず、僕は、競馬に対する情熱を計算式の土俵に持ち込むことはないのかも知れない。
まだ幼かった頃、多くの情熱に満ちていた。それほど遠い過去ではなくても、たった数年前の自分はどうだっただろうか。きっと、一年前の自分でさえ、もう少し違っていただろうと思う。地に足を着いた生き方ができるようになった代わりに、空を飛べなくなった。潔く諦めることを、恐れなくなった。今日と明日の境界線が、はっきりと見えるようになった。
大人になることを厭うわけではないが、変わりつつある自分の姿が確認できると、時には自らが痛々しい。僕は、強くなったのだろうか。それとも、そう錯覚しなければ生きられないほど弱くなったのだろうか。
僕は今、二度目の悪寒に襲われている。不思議なもので、極限の焦燥状態を越えると、一種の穏やかな心境とでも呼ぶべき、落ち着いた心理状態に戻る。しかし、それは、平常心に戻ったと言うのではなく、究極の一線を越えた先にある地点でしかない。よって、正常な状態に戻るまでの間に、もう一度だけ極限状態を経験しなければならない。
その先に、必ず希望や成長が見えた幼い頃の極限状態。焦燥状態は、情熱と闘う証でもあった。しかし今は、心身をすり減らす作業も、ただ現状を打破する効力しか持たないのが何とももどかしい。







